内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)の「インターネットの安全・安心ハンドブック」の感想
タイトル通り、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)の「インターネットの安全・安心ハンドブック」の感想記事です。
内閣サイバーセキュリティセンターの、インターネットの安全・安心ハンドブックを読んだ。
— choco_py3 (@choco_py3) 2021年11月27日
中高生向けに作られているだけあって、挿絵も多いし言葉も平易で分かりやすかった。https://t.co/zK4wAbH4v4
ハンドブック内でも触れられているように、内容は中高生向けに書かれています。
情報の授業なんかで使われることを想定しているんでしょうか?
「インターネットの安全・安心ハンドブック」は、中高生の方とその先生方に、セキュリティ意識を高めるための教材として使っていただけるように作成されています。
内容としては以下のように分かれています。
挿絵のキャラ設定もあり。
どうでもいい点ですが、女の子がツンデレなのが気になります(今時…?)
さて、内容に関してですが、下記のように挿絵多め、難しい言葉もなく分かりやすく書かれています。
全166pとpdfにしてはボリュームがそこそこありますが、個人的には基本情報の猫本と同じくらい楽しく読むことができました。
序盤でいきなりランサムウェアとかボットネットなど、用語が多数出てきますが、本文中で解説されていたり、解説されていない用語は巻末の用語集でフォローされていたりするのでIT初学者でも無理なく読むことができます。
このハンドブックを読めば、ITを仕事としない人でもいかにセキュリティが重要か、では個人レベルでの対策としては何をすればいいのかがよく理解できると思います。
そういえば最近こんなニュースもありましたね。
【波紋】生徒に「SNSのパスワード」を提出させる…練馬区の中学校でミス、教育委員会が謝罪https://t.co/3e1BA9mTay
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2021年12月3日
区教委によると「学校への提出にあたってSNSのパスワードの記載は不要との説明を失念したため、提出した生徒のパスワードを学校が知り得る事態が判明」したという。 pic.twitter.com/gHMvVNlrFt
学校側も、こういった情報セキュリティのリテラシーがあれば防げたかもしれませんね。
感想というよりただの紹介記事になってしまいましたが、もし興味があったらぜひ読んでみてください。